簡易クレーンを運搬車に取付けよう

 

木材を搬出する際には運搬車を使っています。

その前に運搬車に木材を積み込む必要があるのですが、今まで力が必要で苦労していました。

そこで安価な簡易クレーンを運搬車に取付けて、省力化してみました。

[更新:2018-4-6]

  

 

ネットで注文しました。

本体1万、運賃5千でした。

公称45kgと言うことで、とにかく重い。

さらに梱包は優しすぎて、穴が開いています。

 

梱包を解いて内容物を確認します。

なお中国製と記載がありましたが、

油圧ジャッキやウインチは丁寧に作られています。

溶接仕上げもきれいです。

ただ、各部の穴は後加工のようで、

ピッチが不揃いでした。

 

ブーム先端のシーブは軸が傾いて溶接されています。

もう少し大きな径に交換したい。

 

ブームには地金が見えるほどの擦り傷がありました。

 

取付ける運搬車です。

最初は荷台に取付けようと考えていましたが、

エンジン横のスペースを利用することにしました。

 

 

エンジン横のスペースです。

計ったようなスペースがありました。

裏側に付属の補強アングルを加工、溶接して、

取付け穴を開けしました。

錆び止めのため、赤で塗装しています。

 

次はマストを取付けます。

いい感じになりました。

 

マストにマストヘッドを付け、

さらに油圧ジャッキとジブを付けます。

 

ボルトやピンで各部を固定します。

これで完成です。

 

 

試用してみました。

一人で持ち上げるのが無理な丸太でも、

簡単に上がります。

満足のいく使用感です。

次はクランパーを作ろうと思っています。

  

林内作業車を探していますが、中古でも高価で手が出ません。

ネットで簡易クレーンが安価で手に入ることがわかり、運搬車に取付けようと思い立ちました。

運搬車の骨組みに補強アングルを溶接した上で取り付けたため、取付け強度の不安も解消しました。

これからは、木材搬出も楽になりそうです。

 

 

−おしまい−


<戻る>