今日は娘たちの初登山です。

木曾の御嶽、濁河温泉から五の池まで登山をしました。

登山は始めての小学校4年生と2年生の娘を連れて出発です。

 [更新:2006-11-5]

 

おはようございます。

今日は平成18年10月15日です。

朝5時半に里山を出発し、鈴蘭高原スキー場と濁河温泉との分岐点まで来ました。

このあたりはすでに紅葉が始まっています。

この分かれ道を右に23kmも走らないと、

登山口に着きません。

遠いな〜。

あと14km、ここはパノラマ街道、右を見れば河が山を切り裂いている姿が見られます。

 

 

 

 

ようやく濁河温泉に到着です。

登山口には神社もあります。観光で来ている人からは、子供を引き連れているのが珍しいのか、声を掛けていただきました。

がんばって登ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!出発だ〜。

 

 

さあ、登り始めます。

いきなり急な坂道。

大人にはつらくても、子供はへっちゃら。

谷側は深い渓谷、吸い込まれそうな。

 滝もあったり。

 

 どんどん行きましょう。

 

登り口付近の道は、整備されていてハイキング感覚です。

 

 

 

1時間も歩けば「湯の花峠」です。

鐘を鳴らして、一休み。

 

 

湯の花峠からの景色もなかなかのようです。

ここまで来るだけでも価値がありそうな。

 

 

さらに1時間ほど歩けば、「のぞき岩」

朝もやもすっかり無くなって、遠くまですっきり見渡せる。

山腹には雪が見えます。

 

のぞき岩にも鐘がありましたので、鳴らしてみました。

 

 

 

 

少しゆっくりしていると、青年達が追い越していきました。

若者は早い、早い。

これで十人くらいに追い越されました。

 

のぞき岩あたりから、霜柱が見られるようになります。

 

 

 

まだ10月なのに。

やっぱり標高が高い。

もう少し登ると、森が無くなってきます。

森林限界です。

木の間から遠くが見えてきました。

 

それでも頂上が見えません。

 

登って登って、雲の高さまでやって来ました。

 

そして雲を超えて。

 

 

視線を下げれば、登山口(中央の赤い屋根の

建物付近)が小さく見えます。

岩だらけの登山道となって、いよいよ頂上が近い。

 

 

 

 やっと頂上(五の池小屋)が見えてきました。

空気が薄く、「ぜーぜー、はーはー」

 

 足元には、雪が見え隠れしています。

  

 

ようやく頂上に着きました。

登山口より4時間くらいかかりました。

この先を2時間ほど歩けば剣ヶ峰に行けますが、今回はここが終点です。

 

三の池をバックに、記念写真を。

簡素な五の池小屋も、真っ青な空でグレードアップ。

 

 

姉妹で少しおしゃべりして。

「きょうは風がとっても強いね」

 

五の池小屋のベンチで、お昼にしました。

山頂では水は神聖です。

 

 

 

お昼を済ませて、少し休んだら下山します。

剣ヶ峰に続く北山の雪を見ながら、ゆっくり進もう。

 

足を滑らせると左下方へ滑落します。

落ち着いて、落ち着いて。

 

 

下りの大岩を降りるのは大変です。

 

        いつも運動している彼女らは、

それほど苦にならないみたい。

 

下りは秋の景色がいっぱいです。

 

  

 

蛙岩

無事帰って来ました。

 

 

もうすぐ登山口です。

足取りも軽くなってきました。

 登った山を振り返り、

今日一日も振り返り。

 

 

登山口に到着。

山々も朝より、心なしか色づいたような。

 

登山の後は濁河温泉です。

市営の温泉は、露天風呂しかありません。

濁った温泉は、山男に似合っても、娘には不評でした。・・・ざんねん。

 

 

途中で断念することも予想していましたが、子供の元気は侮れません。

来年はどこを征服しようか。

おしまい 


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