大井川鐵道へSLを乗りに行きました。

3世代で、静岡の大井川鐵道に行ってきました。

子供の頃は、まだ電車は無くSLが普通に走っていました。

静岡は3年ほど住んでいましたが、道が整備されかなり変わった気がしました。

SLだけが何十年も変わっていません。

 

  [更新:2007-11-25]

 

今日は平成19年11月23日です。

朝6時、まだ暗い中、里山に観光バスがやってきました。

どんな旅になるやら、不安と期待でいっぱいです。

 

こどもたちは、さっそくトランプを始めました。

男どもは、ビールをまず一本。

途中でもう一人家族乗り込見ました。

静岡に向けて運転手さんよろしくお願いします。

 

 

高速道路のパーキングに、キャンピング仕様の軽ワゴンが止まっていました。

これは珍しい。少しうらやましい。

 

 

 

あっという間に、新金谷駅です。

ここからSLに乗車予定。

なんと特急料金ですが、狭い路地に観光バスが何台も往来して、ここだけ人が込み合っています。

   

 

乗車までにまだ時間があります。駅舎周辺を散策します。

    

 

すこし待っていたら、

SLの先頭車両だけ入ってきました。

機関士は予想に反して青年でした。

 

 

 

 

周りは好奇心旺盛の観光客ばかり。

駅員も気合が入っています。

 

出発時間まで駅舎の隣の資料館を見学します。

とりあえず記念写真を。

   

 

資料館には昔の駅にあったポスターが展示してありました。

これだけでも見る価値がある。

  

 

そろそろ出発時間です。

改札口に向かいましょう。

改札を抜け、ホームでSLを待ちます。

時々汽笛が聞こえます。

 

 

いよいよSLがやってきました。

動いているSLを真近でみる機会はそうはありません。

みなさんカメラを取り出して記念にしています。

 

 

さて出発だ。

新金谷駅から千頭駅まで。

煙の臭いのする客車に乗り込みます。

蛍光灯が新しくなっている他は客室は往時のまま。

そういえば客車の扇風機はこうだったな。

昔の垂直になっている背もたれも懐かしい。

古い記憶がよみがえってくる。

 

 

 

大井川に沿って上流へ進みます。

対岸の紅葉も味わい深い。

一時間弱のSLの旅も「千頭」が終点です。

 

 

 

ここまで運んでくれたSLをもう一度見たい人で、

ホームは溢れかえっていました。

おなかも減ったことだし、昼ごはんにしましょう。 

 

 

 

お昼ご飯が終われば、

隣接する「音戯の郷」に向かいます。

「音戯の郷」は「音」をテーマにしており、

じっくり聴覚を使う不思議な場所でした。

 

 

帰りはバスが迎えに来ます。

日が傾いてきたら寒さが急に増してきました。

静岡を後にし、里山へ向かいます。

思ったより遠いところでした。

 

 

帰りのバスは、延々とトランプ遊びでした。

・ババ抜き

・ジジ抜き

・大富豪

・スピード

これもバスの旅の楽しみです。

 

 

バスを借り切って親族だけで遠出するのは初めてでした。

少し風邪気味でもあり、思いっきりビールが飲めなかったのが残念ですが、

遠い昔を思い出すSLに乗れたこと、それとバスの中のトランプ遊びは子供に負けないほど楽しいものでした。

子供達がまだ大人になる前に、バス旅行を計画したくなりました。

 

 

おしまい


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