初めてのチャリンコ列車

友人に誘われて明智鉄道の「チャリンコ列車」に参加しました。

明知鉄道で恵那駅から野志駅までは列車に自転車を乗せて、

野志駅−田沢防災ダム−山岡駅−寿老の滝−椋実防災ダム−恵那駅 を走るコースです。

暑い中でしたが、下りの爽快さはたまりません。

 

  [更新:2008-8-18]

 

 

今日は平成20年8月9日です。

朝8時半に恵那市役所駐車場で友人と落ち合い、

集合場所の恵那駅まで自転車で移動します。

夏休みだけあって、午前中は人通りも車も少ない。

こんな路地裏を走るだけでも

なにかしら雰囲気が出ます。

 

 

 

あっという間に恵那駅です。 

 9時集合ということでしたが、

まだ全員揃っていません。

 

皆さんは慣れているようで、

ぎりぎりに集合です。

 

 

集合の9時を過ぎましたので、

出欠を取っています。

 

今回の参加費は、列車代・弁当代を含め

大人 2,000円

子供 1,500円

でした。

後で分かりますが、非常に安い。

 いよいよチャリンコ列車に搭乗です。

自転車を引いたまま改札口を通り(初めての経験)

列車に自転車を乗せていきます。

 

 

車内には主催関係者が自転車を

要領良く収めていきます。 

 総勢32名の参加です。

自転車と参加者でかなり窮屈。

 

主催者から、本日のコースと注意事項の説明。

「熱中症には十分注意するように!」

 

 

 初めて乗る明智鉄道の車窓からは、

車で見たことのある風景も全く違って見えます。

目的の駅まで乗車時間は40分くらい。

列車内はエアコンが効いていて、いい気持。

 野志駅に到着。

すでに気温が高くなっています。

どんどん自転車を降ろします。

すべて自転車を下ろし終えたら、

我々を残し、列車は「明智駅」に向かいます。

 

 線路を渡って、出発の準備。

 点呼を取ったら、さあ出発だ。

 

 

まずは坂を上る。

日差しがきつい。 

 10分も坂を上れば、最初の休憩です。

小学生も参加の頑張らないサイクリング。

 

 

最初の下り、新緑が気持いい。

やっぱり下りは最高!

田沢防災ダム」に到着。

”田沢”は”たしろ”と読む。

 

まだまだ序盤ですから、表情にも余裕があります。

自転車の調子も見ておこう。

 

  

 

 

 

ここから山岡駅まで下って行きます。

 山岡駅に到着。

さすがに暑くて、スポーツ飲料水をガブ飲み。

一口サイズに切ったスイカが振舞われました。

水分補給OK!

 

 

 

 ここから午前中の山場、

寿老の滝」まで

最初は緩やかな上りから、

徐々に急になる山道を進む。

 照り返しが厳しい。

これほど暑いと、人影も見えない。

 

 

 

 

 

 

上り坂に立ち向かうが、

変速が無い自転車では苦しい。

 

それでも少しづつ上る。

 山道だけあって、木陰が多い。

 

標高も高く、麓より涼やかだが、

自転車を押していると汗が噴出する。

 

 

 

 

 

お腹が減ってきた。

「もうすぐ峠だよ!」と言う声が聞こえてくると、

力が沸いてくる。 

峠を越えてすぐに目的地、

寿老の滝」に到着です。

 

先発隊はすでに食事を始めていました。

 

 

 

お昼は弁当だと聞いていましたが、

ごらんの通り、どんぶり飯とレトルト。

それにコロッケ、調理パン。

貧相だと思いきや、

あったかくておいしく食が進む。

 

小6の娘はどんぶりで2杯半を平らげた。

 

デザートは寒天ゼリーと、桃1個。

 

おかわり自由でも、

もう食べられない。

 食後のあとは、しばしの休息。

 

滝のマイナスイオンを浴びて、いい気持。

 

 

 

さて、そろそろ出発の時間になりました。 

家族連れもバーベキューを楽しんでいます。

さあ出発だ。

最初は下り坂。

少し行けば、「椋実防災ダムです。

 

   

 椋実防災ダム」に到着。

”椋実”は”むくのみ”と読む。

 

 

 

 

ここからしばらく下りです。

時々木陰に止まっては、遅れが無いか確認。

 

水分補給は十分ですが、

暑さで口数が少なくなってきました。

 

 またまた上り。

今度は大半が自転車を押します。

かなりフラフラか。

 

   

上りが終われば下り。

田園の中を滑走します。

 

 

 

 

 

恵那の街はもうすぐそこ。

 

 

阿木川公園では、今日のお気楽な反省会と

来月のチャリンコ列車の予定を説明。

それとアイスキャンディーが振舞われました。

 

 

 

 

 恵那駅が見えてきました。

やっと帰ってきた。

 「お疲れさん」

「お疲れさん」

 

 

 

小学生の娘を連れて、初めてチャリンコ列車に乗ってみました。

参加者は、

親に連れられて来た小学生  自転車大好き中学生  自転車バカ  お気楽おじさん

などなど。

なんとも不思議な集団でした。

 

がむしゃらに走っていた若い頃とは違い、ゆったりマイペースで

コース案内もしっかりしているこのチャリンコ列車は、年に1度は参加しようと思いました。

 

 

おしまい


 

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