コンクリートミキサー HCM450の使用感
以前より所望しておりましたが、今回ヤフオクにて新品を購入しました。
使用した感想を以下のようにまとめてみました。
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[更新:2013-10-30] |
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本体はCORDから購入しました。 送料・手数料・税込みで\26,039_(本体は\18,800) ただし大物ということで、営業所止まりとのこと。 最寄りの営業所は80kmあります。 半日掛けて荷受けに行って来ました。 軽トラックには電動リフトで荷揚げしてもらいました。 朝方の雨も上がり、用意していたシートも使わなくて済みました。 |
梱包箱の大きさは、770×690×430 重さは梱包状態で59.5kgとのこと。 もっと軽いと思いますが、一人で持ち上げる気にはなりません。 早速梱包を解いてみます。 |
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内容はこの通り。 よく見ると若干塗装のむらが気になるところです。 |
ねじ類は大袋に入っています。 大袋の中には、組み立て順序通りにA〜Iの小袋に分けてあります。 取扱説明書の部品リストを参考にすべての部品があることを確認しておきます。 後でわかりますが、ねじの本数が合っていません。これは説明書のミスか、他の製品と共用のためと思います。 |
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取扱説明書を見ながら(英語なので)組み立てます。 とりあえず架台の部分を組み立てます。 組み立てにはスパナが必要となります。 |
次はドラムの組み立てです。 見かけより重く回転してしまうので、左右の差込口にはめるのは難儀です。 できれば二人作業が良いでしょう。 また左右の差込口は強度が不足していますから、対策を考えた方が良いでしょう。 |
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ドラムの組み立てが終わりました。 組み立て前には、左右の支え部分にグリスを塗布しておきましょう。 グリス注入用の穴が小さく、組み立て後はグリスをうまく注入できません。 この部分には後日グリースニップルを取り付けることにしました。 |
さて、難解な羽根(ブレード)の取り付けです。 三次元的な配置のため、取扱説明書では取り付け方が明示されていません。 「きっとこうだろう」で組み立ててしまいました。 |
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ドラム部分が完成しました。 |
次はドラム角度調整ハンドルを取り付けます。 ここではペンチが必要になります。 よく考えたシンプルな機構ですが、少し動かせば簡単にキズができます。 |
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最後にモータユニットを取り付けて完成。 組み立てには一人で1時間半かかりました。
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こちらが名板。 型名 HCM450 消費電力 550W 質量 57kg 製造年月日 2013年7月11〜20日 保護方式:IP45 |
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モータユニットのスイッチ 電磁式とあります。 実際使ってみると、過負荷となった場合モータを停止させるようです(軽負荷となると再運転する)。 軽く押すと指先に磁気振動が伝わり、もう少し押せば運転します。 「|」・・・運転 「○」・・・停止 |
質実際に使ってみます。 まず水を12.5L投入 |
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セメント25kgを投入し運転 ドロドロになるまで待ちます。 |
砂を50kg投入 徐々にこねられてきます。 |
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格好は変わりませんが、砂利(2.5cm)を75kg投入 しばらくすれば生コンの出来上がり。 |
出来栄えです。 材料の投入順を間違えると固まってしまいます。 25kgのセメントで57Lできます。 (配合は、セメント:砂:砂利=1:2:3) |
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排出は運転を止めて行います(回転していると生コンが飛び散る)。 ただ、中に生コンが残りますので木片などでこそげ落とします。 |
使い終わったらこのようになりました。 高圧洗浄機で洗浄します。 |
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洗浄すれば新品同様? よく見るとドラム内の塗装が剥がれています。 使い方から考えて剥がれるのは当然ですが、早すぎるような。 |
砂と砂利は近くの生コン屋さんで入手 砂は軽トラック一杯約1,500円、砂利は軽トラック一杯約2,000円と安価に手に入ります。 残念なことに、自宅近くの生コン屋さんは今夏で廃業してしまいましたので、少し離れた生コン屋さんへ買いに行きました。 この間、200Lほどのモルタルを手練しましたが、その時は疲れ果ててしまいました。 今回は土間の生コン打ちで350Lを予定していたので、手練はあきらめこのコンクリートミキサーを使いました。 使用感としては、本体価格以上の価値があります。しかし、送料・手数料等を含めてしまうと、値段相応とも思えます。 コンクリートミキサーのドラム容量は125Lということですが、事実上使える限界は今回の57Lまででしょう。 型名がHCM450ということから、限界は45Lまででしょうか。
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おしまい |