2007年立夏 福井

[更新:2007-5-20]

今年はめずらしくゴールデンウェークに休みが取れました。

混雑も無く、旅を楽しめました。

 4月29日

 

 

前日に準備をしておき、早朝出発としました。

−プチ自慢−

愛車が4WDの「MOCO」になり、

カーナビはもちろんETCも付けています。

後部座席が少し広くなったので、

荷物を積んでも余裕があります。 

昼近くには、北陸自動車道の

杉津パーキングエリアまでやってきました。

敦賀湾が見渡せる綺麗な場所でした。

 

P・Aの案内板

 

最初の目的地は

「みどりと自然の村太陽広場」です。

武生インターチェンジより、

街中で食料を仕入れ向かいます。

 

峠のトンネルを越えますと

 

まもなく到着です。

 

 

田植え目前の田園を通り抜け  (安養寺)

 

看板が見えてきました。

ここを右折します。

このカーブから見下ろすと、

「みどりと自然の村太陽広場」が見えてきます。

 

 

手前がキャンプサイトです。

奥には芝生の広場が広がっています。

 

受付で利用料を払って、準備をします。

すでに家族連れのキャンパーが一組いました。

無料でスノコが利用できます。

 

奥に見えるバーベキューハウスは、

日帰り客で大盛況でしたが、

夕方になれば、私だけとなりました。

 

お風呂が250円で利用できました。

静かに夜をすごしました。

 

  4月30日

 

 

ゆっくり出来ましたので、

片付けて次に向かいます。

 「みどりと自然の村太陽広場」の朝はすがすがしい。

 

 

さて、昨日、管理人のおじさんに、

「この近くに登山できる山はありませんか?」

と聞いたところ、

鬼ヶ岳を紹介していただきました。

 

ここが入り口

入り口より登山口を見れば、

「カントリーエレベーターJA越前たけふ」

がそびえています。

山肌に山道と思われる細い筋が

わずかに見られます。

 

 

登山口です。

頂上まで一時間十五分です。

さあ登りましょう。

  

最初は楽です。

 

登り始めには、数名の登山客に会いました。

少し登れば、ふもとの田園風景が見られます

 

 

しかし、それも束の間、

すぐに登山道はきつくなります。 

 

それでも一息つけるところがいくつかあります。

ここは小鬼展望台。

 

 

「小鬼展望台」

白鬼や大鬼赤鬼が帰ってこないので

里人達に殺されたとも知らず

里の方を眺めては泣いて

帰りを待ったところです。

頂上へ700m!

 

あと半分です。

 

 

「大鬼展望台」

白鬼の帰りを待ちわび

乍ら大鬼(赤鬼)が悪計を考えた処ですが

此の鬼も里人達に追われ

日本海の方へとおわれ海辺にて殺されました。

かなり登ってきました。

 

 

「白鬼展望台」

夜な夜な里に出ては品物を盗み

女、子供をさらっては喰い荒し、

里人に恐れられた白鬼が出没した処です。

この白鬼も悪運つき逃げる道中、

里人達により殺されました。

きついですが、ほどなく頂上です。

 

 

先に登ったおじさんの姿が見えます。

そこが頂上だ。

ようやく頂上に到着、

1時間半くらいはかかりましたでしょうか。

頂上には立派な山小屋がありました。

仮眠もできそうです。

 

朝方握ったおにりぎりをいただきまして、

少し休みます。

小屋の中には、年配の夫婦と、

女子校生の2人組が休んでいました。

 

今日はほんとに暑い日です。

 

 

 

頂上は標高532.6mとのこと。

頂上の展望台から空気が澄んでいれば

日本海が見えるそうですが、本日は

日本海側はかすんだ山々が見えるだけでした。

南東は、ふもとの町並みが望めました。

 

 

 

さて、下山です。

傾斜がきついので、

最初は勢いよく下れました。

 

 しかし、それも最初だけでした。

最後は足が笑っていました。

ハハハ。

 

 

登山口には水車と、沢からの水があります。

汗まみれの顔をあらって、すっきりします。

わざわざこの水を持ちに来る人もいるようです。

 

 

 

昼ごろの下山になりましたが、この時間には

駐車場の車の台数からも分かるくらい

多くの人が登っています。

他にも車は数台止まっていました。

こんなに流行っているとは予想外でした。

 

次は敦賀に行きますが、どこで泊まるか決めていません。

 

とりあえず、汗ばんだ体を洗いたいので

温泉に行きたいものです。敦賀ICにある

リラ・ポートに行きます。

いやいや、いいお湯でした。

 

  

 

 

まだまだ日が高いので、

あっとほうむをのぞいてみました。

残念ながら、

ここは家族連れで来るところでした。

 

しかし、展示してあったホログラフィーは、

すばらしく、来たかいがありました。

 

 

 もう一つ、敦賀市立博物館にも立ち寄りました。

館内は閑散としていましたが、

この建物だけでも見る価値があると思います。

一通り見れば、敦賀の歴史が

分かった気になります。

 

 

この建物で実際に使われていた、

の初期エレベータ(大正14年製)です。

3階に展示してありました。

かご室のみ展示ですから動きません。

館内で、ここだけは写真OKです。

目を閉じれば、往時の喧騒が

聞こえてきそうです。

 今日は十分、動きました。

若狭湾も波は穏やかのよう。

 

 

三方五湖でワカサギリゾートキャンプ場

見つけました。ちょっと高めの料金を支払って、

テントを張り、先に来ていたバイクの青年を

さそって一緒にビールを飲みました。

彼は東京でIT関連の仕事をしていて、

めずらしく休みが取れたと言っていました。

バイクや旅、女の話など、

睡魔が襲うまで語らいました。

  5月1日

 

 バイクの青年は、先に旅立ちました。

今日中に静岡あたりまで行くそうです。

 

私も少し遅い朝食を済ませ、次に向かいます。

 

三方五湖の車道には、サルが出没します。

気を付けて出発しましょう。

 

出発が遅く、朝方の雨で

体が冷えてしまいました。

 

温泉を探していましたら、

すぐに見つかりました。

 

みかた温泉 きらら」です。

 

ここの塩サウナは、気に入りました。

低温で、体に塩を塗りつけてじっとしていますと、

ゆったり汗が出てきます。

それにサウナ室にテレビもあり、

久しぶりに長居をしました。

 

次は、滋賀県の朽木キャンプ場に向かいます。  

 

 「道の駅くつき」の看板

道の駅に案内図がありました。

時間がありますので、郷土資料館へ

行ってみました。

でも、資料館は休館日。

資料館の前に広がる陣屋跡を散策しました。

 

 

 

 

 

 

陣屋跡の散策後に、買出しをして、

朽木キャンプ場にやってきました。

どこにもキャンプ場の表示が無い。

そういえば、案内図にも記載されていない。

後で調べたところ、キャンプ場ではないが、

黙認されているようです。

ここ「山水」の看板を入ります。

 すぐに河原に出ます。

区画も引かれています。

翌朝に管理人らしい方が、

協力費を集めに来ました。

 

  5月2日

 

 

 

朝食を済ませたら、帰路につきます。

途中、琵琶湖の高木浜に立ち寄りました。

 

 

風景を切り取る手法が決まっています。

 

 

今回は大型連休中でしたから、キャンプ場は込み合っていると思っていました。

でも実際は、いつもの閑散としたキャンプ場でした。少し寒いかもしれません。

来年は、もっと厚手の寝具が必要だな〜と思いました。

次の旅はどこにしようか。

 

おしまい


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