2008年紅葉 群馬

[更新:2008-10-21]

かなり遅い夏休みはすでに肌寒く、毛布無しではキャンプも出来なくなる時期であった。

群馬はわが里山に似ているように思えましたが、東京圏だけあって都心からの観光客が多いところです。

キャンプがメインの旅でした。


 

 10月3日

 

 

飯田市の野底山森林公園

着いたのは夜遅くとなった。

今日から旅に出たが、最初はここでキャンプ。

 思ったより寒くない。

ゆっくり寝よう。

 


 

 10月4日

 

 

翌朝、高速道路で群馬県へ移動。

 群馬県に入る前に、丸子郷土博物館に立ち寄り。

 

 

 隣接する東内保育園では、ちょうど運動会。

かわいらしい盛りだ。

 一般道を浅間山方面に向かう。

紅葉がちらほら。

 

 

浅間山の麓は、あちこちにキャベツ畑が見られる。

北海道の畑のように広大だ。

 浅間山といえは鬼押出し。

遊歩道から見る景色は、とても綺麗とは言えない。

 

 

 

浅間火山博物館にも入ってみる。

その駐車場から見た浅間山。

雲がかかっていて残念だが、雄大さはわかる。

 今日はバラキ高原でキャンプをする。

その前に温泉に入る。

つまごい館は表向きはパッとしないが、

温泉は良い。

久々に長湯をした。

 

 


 

 10月5日

 

 

バラキ高原キャンプ場の朝。 

 

  

隣接のバラキ湖は、朝もやで静かさを醸し出している。

 

キャンプ場を後にして立ち寄ったのは、

中之条町歴史民俗資料館

旧吾妻第三小学校校舎を資料館として利用し、

膨大な資料が見られる。

吾妻:「あがつま」と読む。

 

 

 

 

 群馬県の北東、水上町へ向かう。

はざかけの風景が懐かしい。

 今日の温泉は、ホテル湯の陣を利用した。

ホテルだけあって、贅沢な温泉だった。

 

 

 

 今日のキャンプ地へ向かう。

 道沿いには民家が無く、山道を行く。

 

 

時々車とすれ違うが、

東京圏のナンバーばかりが目立つ。 

 

奥に行くにつれ、葉の色が鮮やかになって行く。

 

 

ようやく到着した。

ここは、

自然の森野営場

この時期は、紅葉目当てに観光客が殺到するようだ。

 少し奥を散策すれば、紅葉林の中。

ここでキャンプするのは少し寂しそうだ。

 

 

開けた場所でテントを張る。

夕刻までの観光客は、

日が沈むと共に誰もいなくなった。

電灯も無く、通る車も無い、静寂の中で眠りに付く。


 

 10月6日

 

 

朝早くから再び観光客が訪れていた。

「たいへんだね〜」と声を掛けていただいたが、

紅葉を見にここまで来る人たちも大変だと思う。

帰りは、滝を見ながらドライブ。

 

  

不動の滝            つづみの滝            木精の滝

 

   

 翡翠の滝            山彦の滝            白龍の滝

 

 

 

 

 

山道を抜け、奈良俣ダムを見学する。

展示館もある。

 ダム下から見上げると、その大きさが良く分かる。

これからは、埼玉方面へ南下する。

 

 

群馬県の南、太田市までやってきた。

キャンプ場の予約確認のため、尾島総合事務所に出向き、そこで近くの温泉を紹介して頂いた。

地元の人たちで賑わっている

尾島温泉利根乃湯である。 

 今日は利根キャンプ場を利用する。

20〜30メートル先は、埼玉県との県境だ。

 

 

 

堤防道路を挟んで、上武ゴルフ場が広がる。

 


 

 10月7日

 

 

「カキーン」 ・ 「コキーン」

と朝から耳障りな音がする。

隣接のグランドゴルフ場で、

高齢者が元気にプレーしている。

これではゆっくり寝ていられない。

 早々に出発の準備をしていると、

自転車で散歩のご婦人方が休憩に見えた。

彼女らはここがキャンプ場というのが

分からなかったようだ。

 

 

 キャンプ場を出発して、近いと思われる資料館を探した結果、東毛歴史資料館を目指した。

ここの庭園は広いので、もっと見学したいが

時間の都合で資料館だけにした。

東毛:「とうもう」と読む。

 もう帰る時間だ。

といっても、途中、富岡市で寄り道をした。

富岡市立美術博物館だ。

 

 

ここには福沢一郎記念美術館も併設している。

最近、美術品の見方を覚えたせいか、

美術館も博物館、資料館と同様魅力的なことに

気が付いた。 

 富岡市立美術博物館前にある電気機関車。

これで今回の旅は終了である。

 

 

今回の旅は毎回のように遅い夏休み。

違いは、行き先が海の無い場所ばかりだった事だ。

紅葉は予想していなかったが、すばらしかった。

そして朝は寒かった。予想以上であった。

なんといっても群馬は東京圏である。

車のナンバーは多摩・千葉・品川など、東京圏のものが多い。

それより、観光地に群馬ナンバーが少ないほうが不思議なのかも知れない。

来年行く場所は海のあるところにしよう。

 

おしまい


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